大きな虫歯を治療する場合や、歯の形を大きく変えたい場合には、歯を覆うようにかぶせる人工の歯を使用します。この人工の歯を「クラウン」といいます。一般的には「差し歯」「かぶせもの」などと呼ばれます。セラミッククラウンによる治療では、短期間で天然歯のような透明感のある美しい白い歯を取り戻すことができます。
当院OPCでは複数のセラミッククラウンをご用意しているため、患者様のご希望にもっとも沿うものを選ぶことができます。
歯の表面を薄く削り、そこに薄く作られた人工の歯を貼り付けることで歯の色や形をキレイにすることができます。これをラミネートベニアといいます。歯の向きや形を変える程度には限界がありますが、歯を削る量が非常に少なく、短い期間で治療を終わらせることが可能です。
当院OPCはセラミックを専門に特化した審美歯科クリニック。特にメタルボンドと呼ばれる金属を使用したセラミックの歯を使用する歯科医院や美容外科が多い中で、OPCは金属をいっさい使用しないオールセラミックにこだわっています。
歯科医師にとって、セラミックは金属やプラスチックとはまったく違った技術が必要となるため、どれだけセラミックの臨床経験を積めるかが技術向上のための必要条件になります。一般的な歯医者さんでは月に数ケース、オールセラミックの臨床をほとんど行ったことがない歯科医師もたくさんいます。その点、OPCでは治療実績12,000本というセラミックによる審美治療を行っており、セラミックの取り扱いに優れた歯科医師が治療にあたっています。
歯並び、歯の形をキレイにしたいとのご相談をいただきました。短期間での治療をご希望だったため、1日に数時間の治療が行え、通院回数・治療期間を短くすることができる、無痛点滴麻酔(静脈内鎮静法)を使用した短期集中治療をご提案しました。当院OPCではデンタルラボを併設しているため、人工の歯もスピーディーに製作することができるため、患者様のご希望に応じた期間で白く美しい歯を実現することができました。
以前治療した前歯をキレイにしたいとのご相談をいただきました。ご来院時は、保険診療で使用されるCRと呼ばれるプラスチック樹脂で治療した箇所が変色し、虫歯が再発している状態でした。変色したCRと虫歯を除去し、セラミッククラウンをかぶせることでキレイな色の前歯になりました。
口を開いたときに見える奥歯の銀歯を白くしたい、金属の体への影響が気になるとのことでご来院されました。ご来院時には、奥歯に銀歯・金歯の詰め物・被せ物で治療してある状態でしたが、銀歯・金歯を除去し、キレイで体に優しいセラミック製の詰め物・被せ物に取り替えました。奥歯もすべて白くなったことで、お口を開けて笑ったときも口元がとてもキレイに見えるようになりました。
マイクロルーペやマイクロスコープとは、拡大鏡を意味します。これらを使用することで、人工の歯の縁(マージン)を高倍率で確認することができます。歯質と人工の歯の境目に隙間ができていると、見た目が悪いだけではなく、そこに汚れが溜まり歯周病になったり、隙間に細菌が侵入しむし歯になったりします。再度むし歯になってしまった場合には、折角入れたセラミックのかぶせものも使えなくなってしまいます。歯周病の場合には、最終的には歯が抜けてしまいます。そのようなかぶせものの境目は、肉眼ではスムーズに見えても、拡大して確認するとその縁(マージン)はガタガタになっています。マイクロルーペやマイクロスコープを使用し、境目の歯ぐきを押し広げる歯肉圧排と呼ばれる処置を行ったうえで、滑らかに境目を形成し、型取りを行うことによって、非常に精度が高く隙間がない、細菌が付着しにくく、侵入しにくい治療が行えます。
術前の写真では拡大すると、歯と歯ぐきの間に隙間ができています。拡大視野下で治療を行った術後の写真では、天然の歯のように歯ぐきの下から歯が生えているように仕上げることができています。
特にマイクロスコープは、高額で操作にも特別な訓練が必要となるため、歯科医院の約2%しか導入されていない医療機器です。それでも当院がこれらを使用した精密審美にこだわるのは、美しさを追求するあまり持続性や機能性を無視してしまうことなく、口腔領域の専門家として「いつまでも美しい審美治療」を追求するという当院OPCのポリシーがあるからです。
意外と知られていませんが、患者様のお口に入る人工の歯は歯科医師が作るわけではありません。それらは、デンタルラボ(歯科技工所)と呼ばれる施設で歯科技工士と呼ばれるプロフェッショナルが作製しています。歯科技工士は、専門学校を卒業した後、国家試験に合格した人工の歯の専門家です。
通常の歯科医院では、歯科技工士が常駐していることはほとんどなく、人工の歯の製作は外注という形でデンタルラボに依頼していますが、当院OPCでは、歯科技工士を4名抱えるデンタルラボ“Ceramic Factory Tokyo”を併設しています。
歯科技工士が医院に常駐する形になるため、まるでデザイナーに直接要望を伝えることができるかのように、オーダーメードの人工歯製作が可能です。
外注の歯科技工士でもシェードテーキングと呼ばれる色合わせに同席することはありますが、当院OPCでは、必要に応じてビスケットベイク試適やワックスアップ試適といった形を調整するときにも歯科医師と歯科技工士が一緒に対応しています。ビスケットベイク試適とは、裏打ちに盛り付けたセラミックを焼き上げる前の最終的な形態調整段階。焼き上げる前のセラミックを実際にお口にセットし、患者様自身にも形を確認していただきながら調整を重ねます。また、ワックスアップ試適とは、プレス式の補綴物(人工の歯)における形態確認作業です。裏打ちの上にワックスで最終的な形を作り、お口にセットし調整を行います。
歯の色合い、形態、質感など、患者様のご希望を満たすセラミックの歯を作製するために、そしてそれらを可能な限り迅速に行うために、当院OPCでは併設ラボにこだわっています。
併設ラボ“Ceramic Factory Tokyo”、これもOPCのポリシーのひとつです。
「キレイになって自信を持ちたい」「自分らしい自分でいたい」など、
貴方の「こうなりたい!」「こうありたい!」という想いをしっかり受け止めます。
貴方はきっとただ単に歯の治療を希望している訳ではありませんよね。
貴方の願いは何ですか?不安に感じていることはどんなことですか?
治療の先にある、ご自分の生活がより良くなること、
ご自分の気持ちがより豊かになることを望んでいるはずです。
私たちはそれを叶えるため、貴方の生活、人生の一部を、覚悟を持って受け止め、
常に情熱を持って真剣に貴方の現在と未来に向き合います。
そして、貴方の想いを受け止めた上で医学的に最善と考えられる治療法をご提案します。
治療法は決して1つではありません。もちろん、時間的・経済的なことも配慮しなければいけませんよね。
さまざまな側面から検討し、貴方にとって最善の治療法を相談しながら決めていきましょう。