問診票を基に、歯科衛生士がカウンセリングを行います。
ご自身の理想とする白さや痛みに関するご不安、機種の違いなど、どんなことでもお話し下さい。経験豊富な歯科衛生士が丁寧にお答えいたします。
オフィスホワイトニング
Office Whitening
歯医者で行う
ホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、クリニックで専用の薬剤と機械を用いて短期間に歯を白くするホワイトニングです。
ホワイトニングは、一般的に国家資格を持つ歯科医師もしくは歯科衛生士が担当します。
当院には、ホワイトニングコーディネーター資格を持った歯科衛生士が在籍しています。ホワイトニングコーディネーターとは、日本歯科審美学会(Japan Academy of Esthetic Dentistry)が行っている認定制度でホワイトニングへの知識や技術を認められた歯科衛生士に与えられる認定名称です。
歯科衛生士の30人に1人程度しか持っていないホワイトニングのプロフェッショナルです。
index
- オフィスホワイトニングの特徴
- ホワイトニングのメカニズム
- オフィスホワイトニングの種類
- オフィスホワイトニングの流れ
- ホワイトニングを長持ちさせるために
- オフィスホワイトニングに関するご質問
- オフィスホワイトニングの料金
関連ページ
当院のオフィスホワイトニングの特徴
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歯科衛生士が全ての施術を行うので、セルフホワイトニングやホームホワイトニングのように患者様ご自身で薬剤を塗布していただくといった手間はかかりません。
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歯科医院で行うホワイトニングでは、歯科医院にのみ許可された高濃度の薬液を使用して施術を行うので、短期間に白くすることができます。
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当院で行っているスピードレーザーホワイトニングなら、1回(2照射)の施術で、施術直後に効果をご実感いただきやすい特徴があります。
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歯医者が怖い、痛みに弱い、歯科恐怖症がある、嘔吐反射あるなど、様々な理由で歯科治療をお受け頂けない患者様の為に、当院では静脈内鎮静法や全身麻酔による、眠っている間に痛みや不快感なく治療を終える痛みを感じない治療を行っています。
ホワイトニングのメカニズム
歯が黄色く見えるのは、歯の内部に色素が多く存在しているからです。
ホワイトニングでは、歯の表面に専用の薬剤を塗布し、内部までしみこませていきます。
この薬剤は過酸化窒素、若しくは過酸化水素でできており、その主成分である酸素が歯の内部で動き、色素を分解することによって、歯を内部から白く漂白することができるのです。
オフィスホワイトニングの場合は、塗布した薬剤に光を当てることによって酸素の動きを促進させ、より素早く歯を白くしていきます。
図で見るホワイトニングのメカニズム
歯が変色した状態
歯の内部の色素が多く、歯が黄色く見えている状態です。歯が黄色く見える要因は様々ですが、主に生活習慣、加齢などがあげられます。 ホワイトニングの薬液を塗布していく前に、歯の表面をキレイにするとより効果的ですので、当院ではクリーニングによる着色除去をホワイトニング前に行うことをお勧めしています。
ホワイトニングによる色素の分解
ホワイトニングの薬液には過酸化尿素が含まれています。過酸化尿素は歯を傷つけることなく内部の色素を細かく分解していく力があります。 歯にジェルを塗布すると徐々に歯の内部に沁みこんでいき、色素を分解していきます。
ホワイトニング後の白くなった歯
徐々に色素も減り、透明感のある白い歯になった状態です。
時折ホワイトスポットと呼ばれる色ムラが見られることがありますが、数日のうちに落ち着きます。
また、ホワイトニング後は歯の表面を守っているペリクルと呼ばれる薄い膜がはがれた状態になっています。この状態は非常に着色しやすい状態ですので、ペリクルが復活する24~48時間の間は色の濃い飲食物はお避け下さい。
当院のオフィスホワイトニング
スピードレーザーホワイトニング
スピードレーザーホワイトニング
当院では、最新式のスピードレーザーホワイトニングを行っております。
従来のZOOMホワイトスピードやティオンホワイトニングのようなLED式のオフィスホワイトニングは約一時間半かかりますが、半導体レーザーを使用したスピードレーザーホワイトニングは光を照射する時間が3分、薬液を浸透させる時間を合わせても6分程度で、カウンセリングから歯茎の防湿も含めトータルで60分程度で施術が完了します。
1回の施術で、白くなりやすいZOOMホワイトスピード3回照射以上に白くなるので、白さにもご満足頂きやすいと思います。
また、施術時間が短いため、歯へのダメージが少なく、ホワイトニング施術後特有の知覚過敏のような痛みが少ないのが特徴です。
ご自身のお時間を大切にされたい方、白くしたいけれど痛みに弱く、長時間の照射に耐えられなかった方にお勧めのホワイトニングです。
ぜひ一度お試しください。
オフィスホワイトニングの流れ
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カウンセリング
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シェードガイドでの色味の確認
シェードガイドと呼ばれる、歯の色味を図る機材を使用して現在の色味を計測します。
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歯面の着色・バイオフィルム除去
電動のブラシを用いてバイオフィルムや着色を除去します。ホワイトニング材の歯への浸透を向上させます。
※着色、歯石が多い方はオプションのジェットクリーニングもしくは歯周病治療をおすすめする場合がございます。 -
歯肉・口唇の保護
歯肉や口唇、頬の粘膜を専用の材料で覆い、薬剤から保護します。
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薬剤の塗布・レーザー照射
歯茎を保護しながら、歯の表面に薬剤を塗布していきます。
薬剤にレーザーをあて、反応を促進させていきます。 -
トリートメント
歯の表面を修復する効果のあるトリートメント剤を用いて磨き上げます。
再着色しにくくし、白さを長持ちさせます。 -
施術終了
施術後、シェードガイドでどのくらい変化したのかご確認いただき、終了となります。
ホワイトニングを長持ちさせるために
ホワイトニングをして、白く美しい歯を手に入れても、その白さは永久的なものではありません。 個人差はありますが、約3ヶ月~半年で再着色が始まります。
白さを長持ちさせるために、当院では初めての患者様には3回コースをお勧めしています。3ヵ月毎に3回通われるより、2回目を1ヵ月後、3回目を3ヶ月後と、続けて3回お受けになった方が、白さの持続率が長くなります。ホワイトニング後3ヵ月以内のご来院ですと、通常料金よりお得なタッチアップコースをご選択いただけます。
なお、タッチアップをおこなう前に、歯の表面のクリーニングをお受けになるとより効果的です。
また、オフィスホワイトニング後にホームホワイトニングで白さを維持して頂く方法もお勧めです。
オフィスホワイトニングに関するご質問
ホワイトニング中、術後どれくらい痛みありますか?
お痛みが出るのは個人差があります。
歯の表面にはペリクルと呼ばれる膜がありホワイトニングをすると剝がれてしまいます。
膜が再生するまでに大体一日かかりますが、その間はしみやすく、着色もつきやすい状態になります。
術後のお痛みに関しては痛み止めを処方させていただきます。
術中の痛みに関しては、光の強さを調節することで軽減することができますので、お気軽にお申し出ください。
どうしても痛みに弱い、我慢が出来ない方の為に、点滴麻酔(静脈内鎮静法)での施術も承っております。別途麻酔費用が発生致しますが、静脈内鎮静法は眠っている間に施術が終わる、痛みや不快感を一切感じない麻酔になっています。
どのような痛みがありますか?
患者様によっては知覚過敏のような痛みがありますが、痛みは約24時間ほど度でおさまってきます。痛みが出た場合痛み止めを無料でお渡しいたします。
1回で白くなりますか?
1回で白くしていくことが可能ですが、個人差がございます。理想とする白さに近づけたい場合は、2~3回続けてホワイトニングをするとさらに白くなります。
被せ物は白くなりますか?
被せ物のお色は変わりません。ホワイトニングではご自身の神経のある歯のみ明るくなります。
被せ物の色が気になる場合は新しく変えて頂く必要がございますので、ご相談ください。
芸能人みたいに真っ白くできますか?
被せ物の人工的な白さになることはホワイトニングではできません。
人工的な白さをお求めの方はセラミッククラウンやラミネートべニアをおすすめしています。
ホワイトニングを何回か続けることでご自身の歯の限界まで白くすることは可能ですが、ホワイトニングの期間や回数も必要になってきます。
また、ホワイトニングの白さは永続的ではないので、ずっと白いままにしておくためにはホワイトニングをし続ける必要があります。
ホワイトニングは永久的ですか?
ホワイトニングはご自身の歯を白くしていくものなので一生ものではなく、お食事等も召し上がるので、だんだんと元のお色に戻ってきてしまいます。定期的にホワイトニングして頂く必要がございます。なので、お色を維持して頂くてために当院では3か月~6か月を目安に施術をお受けになることをおすすめしております。
ホワイトニングは誰でもできますか?
歯の根尖が発達途中の方や妊娠中や授乳中の方、無カタラーゼ症の方(※無カタラーゼ症とは過酸化水素を分解するカタラーゼが不足してしまう病気です。)は施術をお受け頂けません。
また、未成年(18歳以下)の方は保護者の方の同意書が必要となります。
ホワイトニングは身体に影響がありますか?
ホワイトニングに使用する薬剤は、過酸化水素・過酸化尿素が成分となります。歯科で使用するものは過酸化水素35%、ホームホワイトニングでは過酸化尿素が10%以下と人体に安全な濃度を保っています。しかし、特に濃度の濃いオフィスホワイトニングは、歯肉や唇を保護して行わないとただれることもあります。そのため、オフィスホワイトニングは資格を持った衛生士が安全性を保ちながら施術いたしますのでご安心ください。
ホワイトスポットってなんですか?
ホワイトニング直後、人によって白い斑点(ホワイトスポット)や縞模様に色の差が出てしまうバンディングが生じる場合があります。しかし、ホワイトニング直後は差が出やすいですが、2~3日すると落ち着いてきます。また、ホワイトニングを続けることによって歯の白さには限界があるので全体が白くなり目立たなくなります。
また、こうした場合はオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して頂くとより改善されます。
男性でも受けられますか?
もちろん、大歓迎です。当院では男性と女性同じくらいお越しいただいてます。また、最近では身だしなみの一環とお考えの方も多いようです。ぜひ、お待ちしております。
オフィスホワイトニングの料金
オフィスホワイトニング
スピードレーザーホワイトニング
料金 | |
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上下 | ¥38,500 |
注意点(リスク・副作用)
- ホワイトニングで白くした歯の白さは永続的ではありません。持続させるためには定期的にホワイトニングをお受け頂く必要があります。
- オフィスホワイトニングは濃度の高い薬液を使用するため痛みが出る場合があります。痛みを軽減するために光の強さを変更することも可能ですが、その場合白さが弱くなる場合があります。
- 施術後ホワイトスポットといわれる色ムラが出る場合がありますが、数日経つと落ち着くことがほとんどですのでご安心ください。
- ホワイトニング後24時間は喫煙は控えてください。
- ホワイトニング後24時間は、歯の表面が不安定な状態で色素が入り込みやすいため、カレー・コーヒー・赤ワインなど、色の濃い食べ物・飲み物はできるだけ控えてください。
- 痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用してください。
- ホワイトニング直後は歯の表面が傷つきやすくなっているため、研磨剤の多く含まれた歯磨き粉は使用しないでください。
- 自由診療(保険適用外)となります。